DIRECTOR BLOG院長ブログ

中日本矯正歯科医会  in  名古屋栄(ダイテック)

2015年12月17日
いよいよ12月も後半となり、皆さまお忙しい日々をお過ごしの事と存じます。

体調管理には、十分にお気をつけくださいませ。



さて、今日は今年最後の学会に参加するため、名古屋の栄に行ってきました。


今回のテーマはIPRです。

講演してくださったのは、日本歯科大学附属病院矯正歯科の小森教授です。  


 


ちなみにIPRとは「Interproximal Reduction」の略で、歯を少し削り、形態を整える事です。

とてもメジャーな治療方法ですので、当院でも行っております。


歯の形は一人一人違います。

そして、一人の人間であっても、左右で大きさや歯の厚みが違う事は、当たり前に起こります。


そのような歯の形態にアンバランスがある場合に、より良い咬合を確立するために行います。


 


このIPRは単純に言えば「歯を削る」だけの事です。

しかし、「いつ、どのように、どんな器具を用いて」行うべきか、実はとても奥深いものです。


こまで深くIPRについての話を聴いたのは初めてでしたが、今まで経験と理論を紐付けて考え出した自分のIPRの方法が、小森教授と同じであった事が、内心でとても嬉しかったです。



歯は一度削ってしまったら、元には戻せません。

毎回、真剣勝負です。


これからも全ての治療に、一球入魂で頑張ろうと、改めて感じさせられた講演でしたo(^O^)o