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アンカースクリュー(歯科矯正治療用インプラント)講習会

2012年11月25日

今日は東京で講習会に参加してきました。
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「え?この前も東京に行ってたんじゃない?」と、
お気づきの方もおみえかと思います。
はい、2週連続の東京出張です(^ω^)v
今回は当院でも採用しております、
GCオルソリー社の『インデュース』という歯科矯正治療用インプラントの講演です。
朝9時30分から夕方5時30分まで充実の内容でした。
今回受講してあらためて感じた事は、『このインプラントを選択した事は正しかった』という事です。
何が良いかと言うと沢山あって書き切れませんが、
特に『破折や脱落というトラブルが起きにくい』という事、
それから、『衛生的である』という2点が大きな特徴です。
破折や脱落については専門的な話になりますので割愛させていただきますが、
『衛生的である』という点についてお話しいたします。
歯科矯正治療用のインプラントは、世界中で沢山の種類が発売されております。
日本では代表的なものが4〜5種類あります。
その中で、出荷段階においてちゃんと滅菌処理されてから発売されているインプラントは何種類あると思われますか?
普通なら、全ての種類が滅菌されていると思いますよね?
僕も最初はそう思っていました。
答えは『1種類のみ』です。
そう、それこそがこのGCオルソリーの『インデュース』なんです!!
その他のメーカーのものは、各医療機関で滅菌処理が必要です。
医院で滅菌処理を行わなくても良いという事のメリットは、実はかなり大きいのです。
これは、単に医療機関側での手間が減って良いという意味ではありません。
『人の手が介在する機会が減れば、事故の起こる確率が減る』という事です。
何年か前に、眼科でのレーシック手術に伴う事故が起きました。
滅菌器が故障していたために、完全に手術器具の滅菌が行われておらず、
そこに付着した菌によって感染が次々と繰り返され、
感染した患者様の視力が、さらに低下してしまったのです。
このように、人が介在する機会が増える分、危険性が増します。
その点、このインデュースならば、厳重な管理の基に滅菌処理が済んでおりますので、そのような心配は無用です。
患者様に安心・安全な医療を提供するためには、このインデュースが最も信頼出来るインプラントだと思います。
今回のセミナーで、基礎的な事だけではなく、様々な応用方法も学びました。
これらを基に、さらに快適でより良い矯正歯科治療を患者様に提供出来るように努力し続けます!!
もう来週には12月に入りますね。
一年の締めくくりに近づき、皆様お忙しい日々をお過ごしかと存じますが、
くれぐれも体調にはお気をつけくださいませ
(⌒ー⌒)