皆さまこんにちは。
5月27日に、アンチエイジング歯科学会に参加してきました。
「アンチエイジング」を直訳すると、「抗加齢」という意味になりますが、
現実的には加齢を止めることは出来ません。
そのため抗うのではなく、むしろそれを前向きに受け入れて、
「ウェルエイジング、ヘルシーエイジング、ハッピーエイジング、
ワンダフルエイジング」と、とらえて、
ハッピーに人生を謳歌してみてはいかがでしょうか。
日本アンチエイジング歯科学会の掲げる目標は
①容姿管理(美しい歯と笑顔でいつまでも若さを保つ)
②生活管理(自分の歯で一生噛む、おいしく食べる)
③寿命管理(健康で長生きをする)
です。
僕もこの考え方にはとても賛同しています。
そして、このような楽しい人生を過ごしていただくためには、
矯正治療は欠かすことのできないものだと思います。
次の写真を見てください。
左が矯正治療前、右が矯正治療後です。
どちらが若く見えますか?
右ですよね。
歯並びが悪いと、年齢よりも老けて見えることが多いです。
逆に、歯並びが綺麗な方は、若々しい印象を感じませんか?
このように歯並びは見た目の若さに繋がってきます。
もちろん、見た目がよければ、すべてが良いというわけではありません。
それを、わかりやすく例えたのが、次の3枚の写真です。
このスライドを見た時に、なんてわかりやすいんだ!と、思いました。
一般の方で、矯正治療の意味を理解している方は、ほとんどいらっしゃいません。
そのような方にも、家に例えることで、とても伝わるスライドだと思います。
①美しい(バランスが良い)
②使いやすい(しっかり噛めて、口腔機能が良い)
③長くもつ(長期安定性)
これらは矯正治療におけるポイントです。
このような理想的な状態を患者様に提供していくことが、
オルソドンティスト(矯正歯科医)としての使命だと、強く感じました。
今回は新しい情報も沢山手に入りましたが、
自分の存在意義というか、仕事の原点に回帰することができ、
とても有意義な学会でした。
さ、これからも皆様に快適で、優れた家(噛み合わせ)を提供できる、
立派な大工を目指して頑張ります!\(^o^)/