今日で東日本大震災から丸4年です。
あの震災の日、僕はいつも通りに診療をしていて、
特にビルが揺れる事もなく、そのような事が起きているとは全く気付いていませんでした。
たまたま地震の起きた直後の3時頃、東京の会社に電話をしました。
その時に、「今、地震があって、デスクの上のものが倒れて散らかりました」と、
電話口で教えていただいたのが、地震があったという事を知るきっかけでした。
まさかこれほどの災害だとは思いもよりませんでしたが、
帰宅後にニュースで状況を知り、その被害の大きさに驚いたのを覚えています。
そして、その年の8月、僕は被災地に足を運びました。
そこで見た光景に、声が出ませんでした。
そして、この場所で被災した方や、亡くなった方々の事を思うと、
涙がこみ上げてきました。
そして昨年の2月にも、同じ場所を訪ねました。
残念ながら、復興にはほど遠い状態でした。
あれから4年が経つのに、いまだ被災地の方々は不便な生活をされています。
一日でも早く、元のような生活に戻っていただける事を、切に願います。
しかし、災害というものは、いつ起こるかわかりません。
この中部地区も、いつ大地震が起きてもおかしくないとも言われています。
もしかしたら明日、起きるかもしれません。
災害に備えておくことも重要ですが、この一瞬一瞬を真剣に、
日々、悔いの無いよう全力を尽くす事も、とても大切だと思います。
東日本大震災は、僕にこのような教訓を教えてくれました。
また明日から、仕事も休みも、一生懸命にやっていきます。
皆様はこの震災から、何を感じ、何を思いますか?