今日は母校の朝日大学にて、非常勤講師として、学生実習を行ってきました。
今日の実習内容は保定装置の作製です。
保定装置とは、矯正治療後の綺麗になった歯並びを維持するための装置です。
せっかく綺麗になった歯並びが後戻りしないために、とても大切な装置です。
どの学生も、一生懸命に実習に励んでいました。
保定装置の作製では、歯に合わせてワイヤーを曲げる必要があります。
学生にとって、このワイヤーを歯に合うように曲げるのは、とても大変な作業です。
多くの学生が、この矯正の実習で、「矯正は難しいから、自分には無理だ・・・。」と感じてしまいます。
それが矯正の出来る歯科医師が少ない理由の一つでもあると思います。
僕自身は、大学4年生で実習を受けていた時から、ワイヤーを曲げるのが得意でした。
そのため、いつも同級生の実習を手伝っていました(笑)。
学生実習に参加する度に、懐かしい学生の頃の記憶がよみがえり、少しだけ心が若返った気がします(笑)。