今日は名古屋で会議がありました。
2月11・12日に行われる「日本臨床矯正歯科医会大会」と、それに先立って2月8日に行われる「市民セミナー」の全体会議です。
今日の会議では、市民セミナーの実行代表者として、僕が説明を行わなければなりませんでした。
その会議の前に腹ごしらえをしようと、ココイチ(カレーハウスのCoCo壱番屋)に寄りました。
メニューを見た時に、ふと目に入った「グランド・マザー・カレー」を注文しました。
すると店員さんがクジ引きをさせてくださいました。
メニューを見た時には気づかなかったのですが、どうやらグランド・マザー・カレーを注文すると、クジ引きが出来るそうなんです。
で、一枚引いてみたところ、見事にスプーンが当たりました!O(≧▽≦)O
最初は予想外の当たりに、素直に嬉しかったのですが、メニューの横に書かれていたスプーンの説明を読んで、さらに嬉しさが増しました。
実はこのスプーンは、新潟県の燕市の職人さんが、一本ずつ手作りしているものだったのです。
職人さんのこだわりが込められたスプーンだという事がわかり、嬉しさが倍増しました。
僕たちの矯正歯科医という仕事も、同じように職人仕事です。
一回一回の治療に、こだわりがあります。
時には治療に集中し過ぎて、呼吸するのも忘れて、息苦しくなる時もあります。
スプーンを作ってくれた職人さんも、作る過程で全てのスプーンの作製が、理想的に進むとは限らないと思います。
僕たちの仕事は人間を相手にしますので、身体の反応は一人一人違います。
治療がスムーズに進む事ばかりでなく、時にはなかなか期待通りに進まない時もあります。
でも、そこで諦めずに、その患者様にとってのベストを探り続ける。
どこまでベストに近づけるようにこだわっていくか。
それが一番大切だと思います。
ほんのスプーン一本ですが、なんだか職人さんの思いに共感してしまい、胸が熱くなりました。
今日は、ココイチさんのおかげで、とても良い食事の時間を過ごさせていただきました。
見た目にも使いやすそうなスプーンですので、実際に使うのが楽しみです。
ココイチさん、ありがとうございます!