矯正治療の中でも、外科手術を併用しないと治療出来ない不正咬合があります。
この様な不正咬合を『顎変形症』といいます。顎変形症の場合、検査・術前矯正・外科手術・術後矯正・保定の管理まで、すべて保険適用となります(注:保険が認可された矯正専門医等の医療機関の場合)。
その為実際の患者様負担は、3割負担の場合、下記のようになります。
項目 | 費用 | 患者負担 |
---|---|---|
矯正治療 | 80万円位 | 24万円位 |
外科手術 (下顎のみの手術・ 入院費(3週間程度) 含む) |
90万円位 | 27万円位 |
注:治療及び手術内容により費用及び負担金は前後します。
さらに、外科手術に関しては、1ヶ月以内に約8万円以上の医療費がかかった際には、高額療養費の補助が受けられます。つまり、高額療養費の申請さえ行えば、上記の場合、後日19万円の返金を受ける事ができ、実質患者さんが負担する外科手術費は、約8万円という事になります。
その結果、顎変形症の外科矯正の場合でも 総治療費(歯科矯正+外科手術)は、おそよ30万円~35万円位で受診できる事になります。(注:術前矯正の期間や、入院日数・入院時期などで 費用は前後します。) 高額療養費の申請は簡単ですので、是非有効利用しましょう!
外科手術は怖いかもしれませんが、劇的に噛み合わせや顔貌が変化しますし、それに伴って自分への自信や健康面への好影響など、たくさんのメリットがありますので、それらを楽しみに一緒に頑張ってみませんか? あなたもきっと「こんな事だったらもっと早く決意したら良かった!」と喜んで頂けると思いますよ♪
気になる方は是非一度、矯正専門医にお気軽にご相談下さい。