今日は早起きして、朝から品川に行って来ました。
今回は『Japan Invisalign Forum 2017』に参加しました。
パンフレットの上にあるのは、同時通訳のレシーバーです。
海外の先生の講演では専門の方が同時通訳をしてくださるので、とてもありがたいです。
でも、通訳の方もたまに間違えて翻訳してたりしますので、なるべく英語から聞き取るようにしています。
念のため、念のためのレシーバーです(笑)。
さて、今日のテーマは「10代の矯正治療の未来がここに」です。
最近は当院の患者様の多くが、インビザラインを選ばれています。
大人の方だけでなく、小学校高学年や中学生、高校生でもたくさんいらっしゃいます。
なぜなら見た目が良いだけではなく、
取り外しが可能なため食事がしやすい事もありますが、
それ以上にブラッシングがしやすいため、虫歯のリスクを下げられるからです。
これはとても大きなメリットだと思います。
従来のワイヤーの矯正ですと、なかなか歯磨きが大変です。
インビザラインはそれを解決できる、唯一の方法と言えると思います。
ちなみにこのようなマウスピース型の矯正治療の事を少し詳しい方でしたら、
「インビザライン以外にもマウスピース型の矯正はあるじゃないか」と、思われる事でしょう。
確かに、最近は他のマウスピース型のシステムも増えて来ました。
ただ、ここまで実績があり結果も出せて、システムとして確立されているのはインビザラインだけです。
だから、唯一と言えると思います。
当院ではそんなインビザラインの治療を希望される患者様に、
より高い治療結果を出せるよう、口腔内スキャナーを用いております。
この口腔内スキャナーを使う事で、精度が高くフィットの良いマウスピースを作ることが出来ます。
そして、スキャナーだけではなく、治療計画を立てるクリンチェックにもこだわっています。
ここが一番大切な所です!
なぜならばあくまでもインビザラインというものは歯を動かす道具にすぎません。
それをどのように使いこなすか、そこがドクターの腕の見せどころなんです。
だから、クリンチェックは先生ごとに、作り方が違います。
そして、それが治療結果に直結するというわけです。
クリンチェックの組み立て方が難しいのでどうしてる?と、
よく色々な先生から話を聞かれるのですが、
そこは簡単にマスターできるものではありません。
とことん勉強するしかないですね。
ちなみに、もともとパソコンなどの電子機器オタクの僕には、
3Dで作るクリンチェックは性に合っていたようです。
楽しくて仕方がありません(笑)。
さあ、今回もしっかりと勉強したので、また明日からの臨床に役立てていきます!o(^o^)o