歯並びが悪くなる原因

2019年2月2日
遺伝的な要因と後天的な要因の
2つに分けられます。

歯並びに大きな影響があるのは遺伝的な要因ですが、悪い歯並びは多くの原因が相互に影響しあい成長の中で現れます。

1遺伝的な要因

  1. 歯の大きさ・形
  2. 歯の生える時期
  3. 骨の発育

2後天的な要因

  1. 乳児の虫歯・脱落

    乳歯の時期に虫歯などで、自然に永久歯と生え代わる以前に乳歯を抜いて、その後適切な処置を受けずにそのまま放置した場合。

  2. 指しゃぶりなどの癖

    指しゃぶりや頬杖をつくなどの悪い習慣を続けて、顎の骨が変形してしまった場合。また、噛む力や噛みくせ、舌や唇の癖なども原因となります。また口呼吸も歯並びや顔面の発育に多くな影響があると考えられています。

噛み合わせが悪いと

歯並びが悪いと、単に見た目の問題だけでなく、いろいろな問題が生じてしまうことがあります。

  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • よく噛めない(咀嚼障害)
  • 発音障害を起こす
  • 顎関節症を誘発する
  • 顎変形症を誘発する
  • 顔のかたち(顔貌)を悪くしてしまう
  • 心理的にコンプレックス(劣等感)の原因となる
  • 他人に対する印象に不利となる